S「サッカーの欧州チャンピオンズリーグは、ロナウジーニョを筆頭とするバルセロナが優勝しましたね」
M「レーマン(笑)」
S「レーマン(笑)」
M「まぁあれは仕方ないと思うけどね。ただ、凄いのは審判のジャッジだよね」
S「エトーが完全に抜け出したところをキーパー・レーマンがファウル覚悟の足掴み。こぼれ球をジュリが決めたがその前のファウルを取りノーゴールの判定。しかしレーマンが退場、という場面でした」
M「エトーが倒れた位置がペナルティエリアの外、つまりPKにならないからレッドカード出したんだろうね。あれがペナルティエリア内だったら、PK取ってイエローカードで済んでたと思うんだよ」
S「結果的にそのフリーキックをロナウジーニョが外したことで、バルセロナは入ってたはずの一点が帳消しになってしまいましたからね。それとの天秤に退場を持ってくるのは確かに、一瞬の判断では難しいでしょう」
M「ロナウジーニョが決めてれば一点+レーマン退場で、この時点でアーセナル死亡だったんだろうけどね」
S「で、そのレーマンが退場という事で替わりのキーパーを立て、そのためにピレスをアウトにしました」
M「ここがベンゲルの判断だよな。ピレスがいないとアンリとのフレンチコネクションは完成しないわけで、もう流れの中での攻撃は諦めましたと宣言しているようなもの。それでもアーセナルの真骨頂であるディフェンスは、残した」
S「一人少ない中でアーセナルはバルセロナにいいようにやられてましたからね。でも守備だけは堅く、散々ピンチになりながらも防ぐ。そして前半40分前、防戦一方のアーセナルはフリーキックのチャンスからキャンベルが頭で完璧に合わせて何と先制!」
M「キャンベルをマークしてた選手がジャンプの瞬間、後ろから引っ張られてるんだよね。だからキャンベルが完全にノーマークのドンピシャで合わせられた。アンリのフリーキックを見ても初めからキャンベル目標だったし、その集中力が凄いよね。唯一ゴールになりそうな場面で、チームが集中して取った一点。それまでガンガン攻めてたバルセロナが得点できてないのに…だからサッカーは面白いんだけど」
S「結局そのまま前半が終了し、なんとアーセナルがリードして折り返すという展開。バルセロナは何となく嫌なムードで後半に臨むことになりました」
M「確かに何となく攻め方にズレがあったよね。早々に一人いなくなる展開に、バルサは少し戸惑ってた部分があっただろうし。でも勝ったから言えるけど、俺は大丈夫だと思った。このハーフタイムで、そのズレをライカールトが必ず修正するだろうし、相手が10人ならそれに対する攻め方ってものがあるからね」
S「その修正の第一弾として、自分から攻撃の芽を作れるイニエスタを投入。これでバルセロナに攻撃のリズムが生まれて、後半アーセナルは余計に苦しい展開に」
M「その間にもアンリが決定的なチャンスをバルデスにスーパーセーブされたり、もう精神的にも肉体的にもネガティヴになってただろうからね。「まだ勝っているんだ」という現実だけがアーセナルを選手の足を動かしてたね」
S「しかし後半30分、とうとうアーセナルはゴールを割られてしまう。エトーが狭い角度から冷静に決めて同点」
M「アーセナルの希望が潰された瞬間だったなぁ。もう自力でゴールする力なんか残ってないし、延長後のPK戦まで持ち込むスタミナもない。絶望的だったろうね」
S「その数分後、バルセロナ逆転。仕方ないっちゃあ仕方ないですね…」
M「やっぱりキーポイントはバルデスだよ。あのアンリのシュートを決められていたら、バルセロナは追いつけなかったと思う。2点目は取られなかったと思うんだよね」
S「いやそれにしてもCLは毎回、ドラマがありますよねぇ。一昨年はデポルティボの奇跡的逆転、昨年は決勝でのリヴァプールミラクル、そして今年は…レーマン(笑)」
M「レーマン(笑)」
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